あたしはしばらくの間柊斗の部屋のドアの前に立ち尽くした。 「柊斗なんで…」 震えた声で誰にも聞こえないくらい小さい声で呟く。 つい昨日まであんなに優しく接してくれたのに… ぎゅっと胸が締め付けられる。 …でもさっきもう嫌気がさしたって言ってたもんね。 うじうじしてたのも自分でわかってたし いつ柊斗があたしから離れるかなんて時間の問題だったんだ。 「ごめんね柊斗…」 あたしは柊斗に何もいう資格なんてない。