心の底から君が好き


- 柊斗side -


文化祭の片付けも終わってみんな帰ろうと動き始めてる頃。

結菜っちは山本さんと帰った。


直哉が俺のとこに来て



「柊斗ー今日ゲーセン行かね??」


「あぁ…今日ちょっと用あるから悪い」


「そっか、じゃあまた今度行くべ」


「おぅ!誘ってくれてありがとな」


「おぅ!!じゃあまたな」








直哉と別れて俺は今あるとこに向かってる。

それはー…










「おい」


「…なんだよお前」



あいつ…斉藤大樹のとこ。

俺はあいつを見つけるなり声をかけて睨みつける。





「お前今日のあれはなんなんだよ」


「あれってなんだよ」


「しらばっくれんじゃねぇ!!わかってんだろ?」


「わかんねぇよ。ハッキリ言え」


「お前と…お前と佐伯 桃がキスしてるとこ見たんだよ」




あいつが驚いたように目を見開いた。

誰も見てないとでも思ってんのかこいつ。




「なんなんだよあれ」


「あれは…」




ハッキリ言わないから俺はしびれを切らして




「てめぇは結菜っちが好きなんじゃねぇのかよ!!そんな中途半端なことしてっから結菜っちが傷つくんだよ!!!」


「横橋が傷つく…?」


「お前がキスしてるとこ結菜っちも見たんだよ。お前ほんとバカだよな」


「まじかよ…」




そう言って明らかに動揺したように焦りだす。

こいつ見てるとイラつく。なんなんだよ。