科学室について
「結菜っちとりあえずさ、これ置いたら屋上で気持ち休ませよ」
そう言いながら荷物をおろしてくれる柊斗。
「うん…グスっ。ありがと柊斗。」
あたしも泣いてないで荷物やんなきゃ。
「結菜っちは椅子に座って待ってて。俺がやっちゃうから」
「柊斗…」
「いいから座ってて」
そう言ってあっという間におろしてくれた。
「柊斗ありがとう」
「いいんだよ。結菜っち…行こうか」
「うん」
まだ柊斗は心配そうな顔してる。
そしてあたしの手を引いて屋上まで歩き出す。
行く時、中庭の通路は避けて行ってくれた。

