心の底から君が好き



柊斗に抱きつかれながらもあたしはみんなと盛り上がって

なんかやけに柊斗が静かだなぁって後ろを向いたら




--スースースー。





柊斗が寝息たてて寝ている。


今日1日ぶっ続けだったしお疲れだよね。




「あれ、相川くん結菜を抱き枕みたいにして寝てる」



聖奈が笑いながら言ってきた。




「なんか柊斗かわいいね」



すやすや気持ちよさそうに寝てるから、なんかかわいい。



あたしは向きをかえて柊斗と向き合いになる状態にして



「いいこいいこ~」



ちょっとかわいいから頭をなでなでした。

なんかこの柊斗は母性本能くすぐられるかも。



そしたら




--ぎゅっ!!!!



寝ていたはずの柊斗がいきなりぎゅってしてきて

あたしの胸に顔を埋めてる…。





「結菜っち…やわらかい…」


「な…!!!!!」




--バチーンっ!!!



「いってぇー…」





思わずあたしは柊斗の頬を平手打ち。



「バーカ!!!変態野郎!!!!」



みんなは目をまん丸にして見ている。


意外にも結構音が響いたし、歌がちょうど終わって

誰も歌ってない時だったから注目がすごい。






「…ごめんなさい」


柊斗はしゅんとしてる。


まぁ反省してるみたいだし…許してあげましょう。





「それより…寝てるんじゃなかったの?!」


「いいこいいこなんてするから起きちゃったよ」




あんなことするんじゃなかった…。おバカだあたしは…。




「あんたたちホテル行け。ここはそういう場所じゃないの!!わかった?!」



聖奈がちょっとキレ気味に言ってきた。

そりゃキレますよね。こんな場面見たら。

あたしだって客観的に見てたらキレるよ絶対。