心の底から君が好き





「あんたたちなにやってんの」


聖奈が呆れて見ながら言うのも納得できる


だって…だって…






「柊斗離してーーーー!!!!」


「やだ」




あたしは柊斗の脚と脚の間にすっぽり入ってる状態だから。







「柊斗ーー柊斗ってばー!!!」




あたしは必死にもがくも柊斗はぎゅうって腰に腕を回して力入れてるから動けない。




「結菜っち諦めな」


「やだ!!!!」


あたしが、ん~~~!!!!って踏ん張っても抜け出せない。

柊斗って力ありすぎだよ!!人間かい?こやつは?!




「結菜、もういいじゃん。どうせ空いてるとこないんだし」



せ、聖奈…。



「それにあんたたちのこんな光景はクラスのみんな見慣れてるから」


そ、それを言われてみれば…


確かに最初は柊斗がぁ…って感じで悲鳴みたいなのが聞こえてたけど


最近は『あの2人相変わらず仲良し』『付き合っちゃえ』とか、なんか公認みたいになってる気はしてたんだよね。


…公認にならなくていいんだけどもっ!