あ、でもこんな2人でいるとこを桃ちゃんが見たらよくないんじゃ…
「先輩大丈夫なんですか?」
「は?別に大丈夫だろ」
「それなら…いいんですけど」
「お前やなのか?」
「いやいや、やだとかそういうんじゃないです!!!」
今日くらいは…いいよね。
見つかっちゃったら土下座してでも謝るから。
あたし悪い奴だなぁー。
「横橋行くぞ」
「あ…はい!!!」
あたしは歩いて行った大樹先輩を小走りで追った。
なんか2人で歩くのって、あの帰り以来だから緊張する。
「あの先輩、どっか行きたいとこありますか??」
「お前が行きたいとこに行く」
先輩はあたしの顔を見ずに真っ直ぐ見たままで歩いている。
あたしが行きたいとこか…とりあえずお化け屋敷以外…。
まだ始まって全然経ってないし、お昼ご飯にしては早すぎな時間帯である。
優柔不断なあたしであって、なかなか決めらんない。
「まぁとりあえずぶらぶらしますか??」
「あぁそうだな」
結局決められずぶらぶらすることに。
優柔不断なあたしバカ野郎ー…と心の中で叫んだ。

