心の底から君が好き



--文化祭2日目。


2日目もあたしたちのクラスの【アニマル喫茶】は大繁盛です。



相変わらずの大根マンも人気№1でございます。



『大根王子ーーーー』


『きゃーーーかっこいい』




大根王子なんて言われてるよ。

もうこのクラスの名物になりつつあるよね。




「大根王子とか相川くんやるね」

「うん。柊斗ってすごい人なんだね」



あたしと聖奈は感心したようにそう話していた。





「そういえば結菜前半休みだよね?」


「うん。聖奈は逆なんだよね…」


「まさかのシフトチェンジだもんねー。結菜と回りたかった」


「あたしもだよ聖奈ーーー」




あたしと聖奈は昨日までは一緒だったのにいきなりのチェンジで別になってしまったのです。




「聖奈がんばってね!」


「ありがとっ!結菜は楽しんで」


「うん!楽しんでくる」









…そんなこんなであたしは今1人です。



楽しんでくるとは言ったものの。どうしましょう。

1人でとぼとぼ回るの寂しいよーう。





そんなこと思いながらうろうろしてたら












「横橋」




あたしはすぐさま声の方に振り向いた。







「大樹先輩!!!」

「おぅ。お前今1人か??」


「あ…はい…」


1人って言うのちょっぴり恥ずかしい。




「…じゃあ今から一緒に…まわるか…?」



「大樹先輩と…ですか?」


「俺以外に誰がいるんだよ」


「そ、そうですよねーあはは」




ま、まさかの展開が…!

大樹先輩も1人だったのか!