心の底から君が好き



柊斗の鼻血を見たあたしは少し落ち着いて

確かにこれは本格的じゃないし、いっかなぁって思ったから




「柊斗…しょうがないから入ってあげる」



鼻にハンカチ(あたしがまた渡した)をつっこんだ柊斗が



「ほんと?!結菜っち大丈夫??」



さっきのあたしの反応が相当酷かったのかすごく心配そうに言ってきた。




「うん。なんかこれなら大丈夫な…気がする」



多分。大丈夫…あたしなら大丈夫。

心の中でそう何度も何度もつぶやいた。





「そっか。じゃあ入ってみますか!!無理そうだったら俺がおんぶでもお姫様だっこでも肩車でもなんでもするから言って?」



むしろ言ってほしいなんて最後にボソッと言ってた気がする。



「うん。ありがと」



よし…!生まれて初めてのお化け屋敷…いってきます!





あ、確か大樹先輩のクラスだよねここ。

大樹先輩はお化け役なんかな?




そんなことも思いながらあたしはビクビクした様子で入っていった。