少し顔を上げてみたら…
「!!??」
柊斗…!!顔近い近い…!!!!!
あと少しで唇が触れるんじゃないかってくらい近くに柊斗の顔があった。
「柊斗ここ…ここ教室!!」
「ん??知ってる」
知ってるって普通に言うなーー!!
こんなの周りから見たらキスしてるように見えるって。
教室にいるみんなはあたしたちをジロジロ見てる。
きゃーーなんて悲鳴上げてる子もいるし…。
「何やってんの2人はーーーっ。」
…聖奈ーーーー!!!!
助かった…ほんと助かった。
「ん??結菜っちかわいいからいじめたくなっちゃって」
泣いてたこと言わないでくれるんだ…。
でもさっきのはほんとにダメだって…。
「もう!結菜はこういうのにあんまり
免疫ないんだからほどほどにね!」
「わかってるよっ」
じゃあね結菜っちって言いながら柊斗は席に戻って行った。
「聖奈ありがと~~~~」
「いいえっ。それより相川くんほんとすごいねっ」
「なにが?」
「さっきのあたしへの態度見ても思ったと思うけど
他の女の子にはどっか冷めた感じあるんだよねっ」
「え??そうなの??」
「うん、あたしの人間観察力をなめないで!」
「…素晴らしいよ聖奈」
「ありがとっ相川くんにとって結菜は特別なんだね」
と…特別…ねぇ…。

