--とある10分休み。
「結菜ーちょっと俊希のとこ行ってくる!」
「はーい。いってらっしゃい!」
あたしはトイレ行ってこようかな。
「結菜っち…結菜っちと一緒にいたいのに…いたいのに…文化祭のでなんか呼ばれたから行ってくるね…」
そんなに落ち込む必要ないでしょ…!
「そっかいってらっしゃい」
「結菜っち冷たいっ!!!」
結菜っちのばーかばーかって連呼しながら行った。
バカバカ言うな柊斗め。
さてとおトイレおトイレ。
あたしは廊下を出てトイレに向かった。
「横橋」
--ビクっ!!
「だ…大樹先輩。」
「お前何してるんだ?」
「あっ…おトイレ行きます。」
「…そうか」
なんだかわからないけどすごく気まずい雰囲気。
嬉しいはずなのにすごく息苦しい…。
「斉藤先輩…!!!!」
慌てた様子で走ってくる桃ちゃん。
…また桃ちゃんかぁ。
「なんだ…?」
「昨日の文化祭の会議のことで聞きたいことあるので、ちょっといいですか?」
「あぁ…いいけど…」
「ありがとうございます!!!」
桃ちゃんがあたしを見て
「結菜ちゃんこんにちはっ!あたしこれから斉藤先輩とお話するからまたね!」
そう言って大樹先輩と桃ちゃんはどこかに行った。

