心の底から君が好き




あたしは少しだけ柊斗の顔をまじまじと見てしまった。


俺の俺のなんて言ってるけど柊斗がこんなことすると思わなかったからね。



「どうしたの?結菜っち。そんなに見られたら照れるっ」


そう言って柊斗は両手で顔を隠してた。

柊斗はすることすることが謎だよ。




「…柊斗!!もう大丈夫だから…!授業遅れちゃうから早く教室戻って!!」


「えーっ俺教室までお見送りしようと思ったんだけどなぁ」


「いいから早く!!!!」


「もうしょうがないなぁ…それじゃ!結菜っちと山本さん…それと優さん!!!」




そう言って教室に戻って行った。


柊斗が行った後山崎先輩があたしの耳元で




「結菜ちゃん俺さ、柊斗が後輩だからとかそんなの関係なしに2人にはくっついてほしいって思うよ」


「え…どうしてですか?」


「俺は斉藤よりも柊斗の方が結菜ちゃんを幸せにできると思う」


俺の思いこみかもしれないけどねとつけ加えながらそう言った。




なんでそう思うのだろう。


あたしにはわからなくて…

どうして大樹先輩はダメなのかって少し悲しくもなった。