心の底から君が好き




少し待ってたら階段を下りる足音が聞こえてきた。



見てみたら吉田って奴だった。



「おぃ」


俺は吉田って奴に声をかけた。

言うまでもなく俺はこいつに用があったからな。




吉田は俺を見て少しビックリしたような顔をしてた。




「あの…斉藤さん…ですよね?」



こいつ俺のこと知ってんのか?

しゃべったことも面識もないけどな…。





「あぁそうだけど。俺、お前に言いたいことがある」




「な、なんでしょうか?」


なんでか怯えてる吉田。






「横橋はお前に絶対渡さねぇ」





吉田は目を見開いた。



「えっと…」




「とにかく俺はあいつが好きなんだ!お前になんか負けねぇかんな!!!」




告白が成功したのかも…吉田が横橋に告白したかもわかんないのに






俺はそう言って自分の教室に戻って行った。