「「もーいーかーい?」」




「まーだだよー!」



「「もーいーかーい?」」



「もーいーよっ!」


・・・・・・・・・ザッザッサッ・・・・・・・・・


幼い2人の少女が森の中、道なき道を進んで行きます。


「ねぇねぇ、私はこっち側捜すから小鈴ちゃんはそっち側さがそーよっ!」


「いいよー!」

「じゃーねー」


「うん、また後でねー!」


2人の少女は二手に別れて森の中を進んでいきました。


「あっ、いたっ!」

小鈴と呼ばれていた少女は一人の少年を見つけました。



「とーま君みーつっけ・・・・・・






キャーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!」