神の遊戯

まずいまずいまずい…!
どうにかして止めないと!!!
でも!…俺になにができる…
何もできることなんかないじゃないか…

「くそぉっ…なんでだよ…こんなのって…ありかよ…ぉ…!」

画面も見つめることしかできない…
どんどん後藤の手足は引っ張られて行く…

「無理やってぇぇぇ!痛いねん!痛いんじゃぁぁぁ!やめてくれよぉおぉ!」

ごめん…後藤さん…
画面も見れなくなっていた。

ブチっ

そんな音が聞こえたような気がした。

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!裂けてる!痛い痛い痛い痛い痛いぃぃぃ!待ってくれぇ!もうええやろぉ!?」

そんな絶叫に驚き画面を見る。
後藤の股が少しずつ裂けていっている。

ここで死刑執行人が言った。

「スピードをあげまぁーっす♡ポチッとなっ」

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁァァあああア!!!」

ブチブチブチィッ!

死刑執行人がボタンを押したと同時に後藤の身体が完全に避けた。

「っ!…ゔ…!ぇ…」

思わず吐き出す。
画面には右半身と左半身がうつっている。

後藤はオレに負けた。
つまりーーーー敗者だ。

このゲームの敗者には、死が待っていると改めて気がついた。


残り24人…