「なっ……」
後藤は ”勝った” と言う表情。
「いやはや、吉口はん、あんさん弱すぎるわ。普通信じるか?傑作やなぁ!
勝手に信じてホイホイホイホイついて来て話に乗って、よかったやんか、
あんたそんなんやったらこれからどうせ死んでたやろからな、それが遅いか早いかだけや。
にしても…うはははは!ほんま傑作やわ!」
「あはははははははははは!」
その笑いに続きオレも笑う。
後藤はびっくりした顔をしている。
こいつ、おかしくなったんか、みたいな顔だ。
いや、オレは決しておかしくなって笑ったのではない。
ちゃんと理由がある。
「ほんと、傑作ですね…笑えますよ。
後藤さん、あなたがね。
最後のカード、オープンしてやるよぉぉぉぉ!!!」
オレは自分が出したカードをめくる。
「はぁ!?なんやて!?なんでや!?なんで…」
そう、オレが出したカードはパー(J)だった。
後藤は戸惑う。
「お前不正したやろぉぉぉお!
おかしいやんけぇぇ!なんでパーなんや!
普通チョキやろぉぉぉぉがぁぁぁぁ!なんでや!いつすり替えたぁ!おい!
ワイが負けるはずないんやぁぁぁぁぁ!」
バカは後藤の方だった。それだけだ。
「落ち着いてくださいよ。後藤さん。
大体、信じてるとでも思ったんですか、
それなら演技力なさすぎですよ。」
後藤はキレる。
「あぁぁぁ!?なんでや!?完璧やったやろおーがぁ!」
フッ。ついつい笑ってしまう。
「まず、あなたの失敗は幾つかあります。
第一に、俺と最初に会ったとき、あなたはなんて言いました?」
「最初…やて…?」
「はい。そうです。あなたはこう言いましたよね?
『ワイはあんさんと同んなじなんや!わけもわからずこんなとこに連れて来られて、
”フードの奴にあんさんみたく襲われたんや!”
もう死ぬところやったわ…』と。
なにが ”あんさんみたく襲われた” んですか?
言いましたっけ?あなたにフードに襲われた、などと。」
後藤の表情が一変。しまった。と言う顔だ。
もう言葉もでなくなっている。そんな後藤を放っておき、オレは続ける。
「まず、あなたは俺の行動を始めから見ていた。そして考えた。どうにかしてこいつに勝てないか、と。
そうしてこの計画を考えついたんだろうが、まだ失敗した点があるよ。
まず引き分けで終わらすつもりならこんなきちんとしたルールはいらないよね。
あいこなら二人とも1ポイント、それ以外は無効でいいはずだ。
それをあんたはダラダラダラダラルールを付け加えた。
なぁ、バカはどっちだろうなぁ?」
「う…うぁ…うわぁぁぁぁぁあアァァァアァァアァィァァァア!!!」
「あんたの負けだよ。後藤さん。」
「いやや!死にたくない!助けてくれ!ワイには娘や家族がいるんや!帰りを待ってるんや!お願いや!助けてくれ…」
すると、腕輪が鳴った。
腕輪には[Winner]の文字。
勝負の決着がついた、とゆうことだろう。
前から誰か歩いてくる…?フードか!?
いや…違う…ピエロ…?
とは違うが、似たような格好の奴がこっちへ向かってくる。
「敗者の後藤さん!こちらへ来てもらいましょうか!あはははは!負けちゃったね!それと吉口くん。君、いいね!これからも期待してるよ!」
と、いい置き、嫌がる後藤を無理やり連行して行った。流石に、罪悪感はあった。だが生き残るためには仕方ないことなんだ。そう自分に言い聞かせた。
「いややぁぁぁぁあああ!吉口はん!助けてくれぇぇぇぁ!死に゛たぐないぃぃぃ!」
ごめん。後藤さん…オレも生きて帰らなくちゃいけないんだ…
それから多分…10分ぐらい経っていたのだろう。オレは何もせず何も考えずボーっとしていた。
これで勝ったんだ。ひとまずは安心。
するとまた腕輪が鳴る。
画面に誰かが写った。そもそも画面があまり大きくなく、よく見えない…が、大体のその服装、体型、身長で判断できる…オレはこの人物を知っている!
そう…画面に写ったのは後藤だった。
後藤は ”勝った” と言う表情。
「いやはや、吉口はん、あんさん弱すぎるわ。普通信じるか?傑作やなぁ!
勝手に信じてホイホイホイホイついて来て話に乗って、よかったやんか、
あんたそんなんやったらこれからどうせ死んでたやろからな、それが遅いか早いかだけや。
にしても…うはははは!ほんま傑作やわ!」
「あはははははははははは!」
その笑いに続きオレも笑う。
後藤はびっくりした顔をしている。
こいつ、おかしくなったんか、みたいな顔だ。
いや、オレは決しておかしくなって笑ったのではない。
ちゃんと理由がある。
「ほんと、傑作ですね…笑えますよ。
後藤さん、あなたがね。
最後のカード、オープンしてやるよぉぉぉぉ!!!」
オレは自分が出したカードをめくる。
「はぁ!?なんやて!?なんでや!?なんで…」
そう、オレが出したカードはパー(J)だった。
後藤は戸惑う。
「お前不正したやろぉぉぉお!
おかしいやんけぇぇ!なんでパーなんや!
普通チョキやろぉぉぉぉがぁぁぁぁ!なんでや!いつすり替えたぁ!おい!
ワイが負けるはずないんやぁぁぁぁぁ!」
バカは後藤の方だった。それだけだ。
「落ち着いてくださいよ。後藤さん。
大体、信じてるとでも思ったんですか、
それなら演技力なさすぎですよ。」
後藤はキレる。
「あぁぁぁ!?なんでや!?完璧やったやろおーがぁ!」
フッ。ついつい笑ってしまう。
「まず、あなたの失敗は幾つかあります。
第一に、俺と最初に会ったとき、あなたはなんて言いました?」
「最初…やて…?」
「はい。そうです。あなたはこう言いましたよね?
『ワイはあんさんと同んなじなんや!わけもわからずこんなとこに連れて来られて、
”フードの奴にあんさんみたく襲われたんや!”
もう死ぬところやったわ…』と。
なにが ”あんさんみたく襲われた” んですか?
言いましたっけ?あなたにフードに襲われた、などと。」
後藤の表情が一変。しまった。と言う顔だ。
もう言葉もでなくなっている。そんな後藤を放っておき、オレは続ける。
「まず、あなたは俺の行動を始めから見ていた。そして考えた。どうにかしてこいつに勝てないか、と。
そうしてこの計画を考えついたんだろうが、まだ失敗した点があるよ。
まず引き分けで終わらすつもりならこんなきちんとしたルールはいらないよね。
あいこなら二人とも1ポイント、それ以外は無効でいいはずだ。
それをあんたはダラダラダラダラルールを付け加えた。
なぁ、バカはどっちだろうなぁ?」
「う…うぁ…うわぁぁぁぁぁあアァァァアァァアァィァァァア!!!」
「あんたの負けだよ。後藤さん。」
「いやや!死にたくない!助けてくれ!ワイには娘や家族がいるんや!帰りを待ってるんや!お願いや!助けてくれ…」
すると、腕輪が鳴った。
腕輪には[Winner]の文字。
勝負の決着がついた、とゆうことだろう。
前から誰か歩いてくる…?フードか!?
いや…違う…ピエロ…?
とは違うが、似たような格好の奴がこっちへ向かってくる。
「敗者の後藤さん!こちらへ来てもらいましょうか!あはははは!負けちゃったね!それと吉口くん。君、いいね!これからも期待してるよ!」
と、いい置き、嫌がる後藤を無理やり連行して行った。流石に、罪悪感はあった。だが生き残るためには仕方ないことなんだ。そう自分に言い聞かせた。
「いややぁぁぁぁあああ!吉口はん!助けてくれぇぇぇぁ!死に゛たぐないぃぃぃ!」
ごめん。後藤さん…オレも生きて帰らなくちゃいけないんだ…
それから多分…10分ぐらい経っていたのだろう。オレは何もせず何も考えずボーっとしていた。
これで勝ったんだ。ひとまずは安心。
するとまた腕輪が鳴る。
画面に誰かが写った。そもそも画面があまり大きくなく、よく見えない…が、大体のその服装、体型、身長で判断できる…オレはこの人物を知っている!
そう…画面に写ったのは後藤だった。
