『俺たちが不幸になるかならないかなんて誰にもわからないことだ』 『っなるのっ! 絶対になるのよっ!!』 『根拠は?』 『そ、そんなの……』 『ないのか?』 『っ! 実際、私と一緒にいた人は不幸になった!!!』 『本人が自分は不幸だって言ったのか?』 『それはっ』 『言われてないんだろ? それはただの思い込みだ、姫華が「自分のそばにいる人は不幸になる」って思い込んでるだけなんだよ』 『…………ぅ』 『あ?』 『違うっ!!!!!』