壱瑠以外の全員が賛成してしまった。 ちょっと。 空気よんでよ。 空気!! エアー!!!! ここにはKYしかいないわけ?!! くぅ〜〜 残る頼みは壱瑠だけ! 頼みますよ! だってあなた女嫌いだもんね! きっと反対だよね?! そうだよね?!! 『壱瑠はどうなんだ』 翡翠の言葉に壱瑠はゆっくり顔を上げた。 私は少しの願いを胸に、壱瑠を凝視していた。