私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



『……………雷弛には関係ないだろ?』


『ちぇ、教えてくれてもいいじゃねぇか』


『雷弛、ちょっと黙ってて話が進まないから』


ブラウンに黒メッシュが黒い笑顔をオレンジ頭に向けた。


『っは、はい!』


あ、従っちゃうんだ。
たしかに笑顔怖いからね。


『翡翠続きを』


『あぁ、姫華壱瑠以外のやつらの名前は知らないんだな?』


『えぇ』


『………姫華、俺たちはーーーーーーー
























ーーーーーーーー"桜龍"の人間だ』