私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



私はそんな彼にニコニコと笑顔を向けた。


『姫華』


藍色男に笑顔を向けていた私は翡翠に名前を呼ばれ振り向いた。


『なに?』


『お前なんでこの席に座ってる?』


ほらきた席の話。
くると思ってたよ。
うん。


『あなたのお仲間さんに聞いたら?』


私は説明するのに飽きて、ずっと黙ってる栗原 壱瑠に視線を向けた。
そして、様付けアイドルたちの視線も栗原 壱瑠に向けられる。


『壱瑠』


『っ………花笠が指定したんだって』


栗原 壱瑠は私をちらりと見るとすぐに視線を外し答えた。