私はそんな彼にニコニコと笑顔を向けた。 『姫華』 藍色男に笑顔を向けていた私は翡翠に名前を呼ばれ振り向いた。 『なに?』 『お前なんでこの席に座ってる?』 ほらきた席の話。 くると思ってたよ。 うん。 『あなたのお仲間さんに聞いたら?』 私は説明するのに飽きて、ずっと黙ってる栗原 壱瑠に視線を向けた。 そして、様付けアイドルたちの視線も栗原 壱瑠に向けられる。 『壱瑠』 『っ………花笠が指定したんだって』 栗原 壱瑠は私をちらりと見るとすぐに視線を外し答えた。