私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



『おい』


『………………。』


『おい!』


あぁもぅ〜うるさいなぁ〜
一体誰だよ、呼んでるんだから応えてやれって。


『そこの机で寝てる女っ!!』


『………………は?』


もしかして私のこと?

私は後ろを振り返った。


『っ!!』


私の顔を見た途端に男子生徒は黙った。

何?
てか、誰?
さっまでこの人いたっけ?


『あの、何か?』