私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



廊下には女子がわんさか集まっていた。

何事ですか。


『うるさくて寝れない………』


しかもまっちゃんいないし。
もうHR終わったのかな?


『…………………寝よ』


女子の声でうるさい中私は机に突っ伏して窓の外を見た。


『………………空、青いなぁ…』


そんなことを考えていると女子の声がいっそう大きくなり、私の横に人がいる気配を感じた。