私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



『ふぁ〜〜あ』


私は席についた途端欠伸をして机に突っ伏した。


あ、そういえば。
私の席の周り空席ばっかり。
遅刻?
休み?


『…………まぁいいや』


私は本格的に寝る体制にはいった。


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『『『『『きゃぁーーーーっ!!! 桜龍のみなさんよぉ〜!!』』』』』


『………………ん、うっさ』


私の眠りは女子の甲高い声で妨げられた。


『一体なに?』