私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



はぁ……。
また始まった。
もうどうでもいいから私は席に着きたいんだけどなぁ〜


『まっちゃん、私は気にしてないから、私の席どこ?』


『でも!………………わかりました、窓側の後ろから二列目です』


『後ろから二列目ね、ありがとう』


私はまっちゃんに言われたとおりの席に着いた。

私が席に着くまで視線が私に全部集中していた。


はぁ……。
もういや。