私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



(ガラッ)


『あ、花笠先生〜 さっきの呼び出しなんだったんです?』


『あ?んなもんお前らには関係ねぇよ』


『わぁひでぇ〜』


『生徒には優しくしてくださいよぉ〜』


まっちゃん、私以外の人とかには口調がかわるんだ。


『まぁまっちゃんらしいか』


私はクスクス笑いながら自分の名前を呼ばれるのを待った。