私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



私は今、1ーSのクラスの前にいる。


『クスクスッ 華様緊張してます?』


『べ、別に緊張なんかっ!』


まっちゃんの言葉に否定をしようとして思いっきりかんでしまった。

くぅ〜
まっちゃんの笑顔が憎たらしぃーーっ!!


『ふふ、すいません、そんなに怒らないでください』


『ふんっ』


『ふふ、華様俺が合図したら入ってきてくださいね?』


『はぁーい』


まっちゃんは私の頭を撫でると教室に入っていった。