『まっちゃん……怒ってる?』


『っ! 当たり前ですっ!!!!!!』


(ビクッ)『………ごめんね?』


『………………心配したんですから….』


『うん、ありがとう』


本当にありがとう。
私を心配してくれて。
本当に…………ありがとう。


『華様、もういなくならないでください』


『………………ありがとう(ニヘラ)』


ごめんねまっちゃん。

私は肯定でも否定でもない言葉をまっちゃんに言った。


『っ』


まっちゃんが寂しそうな顔をしてるのを気づいてないふりをした。