私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



『なぁ姫華』


『ん?』


『お前これからどうするんだ?』


『そうねぇ〜 ひとまず高校生の内は自由をくれたから、期限まで好き勝手やるつもりかな?』


『自由を………』


『うん、どういう風の吹き回しか』


"あいつ"が考えてることは全くもってわからないからな。


『…………そうか』


『ふふ、だからいっぱい楽しもうね(ニコッ)』


私の数少ない自由をあなたたちのために使おうと思ってるのよ?
だから、めいいっぱい楽しませてね。


『わかった、任せろ』


『頼もしい限りね』


ありがとうかっちゃん。