私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



(ピンポーン)


『ん………』


あ、さ………かぁ……。


(ピンポーン)


『……誰よ』


てか、今何時よ…?


『7時って……』


こんな時間に何よ。

私はベッドからおりて、玄関に向かった。


『はぁーい』


私は玄関のドアを開けて、そこに立っていた人物に固まった。


『おはよう』


『おはよう…………なんでいるの、翔』


朝から私の家に来た迷惑な人は翔だった。

は?
なんで?
え?


『ふふ、姫華ちゃん寝ぼけてる?』


あぁ、そうか。
私、実はまだ夢の中なんだ。
そうだね、きっと。


『じゃあもう一度ベッドに戻って寝よう』


『え?!、ちょっ!、まっ!!』


玄関を閉めてもう一度寝ようとした私を、翔はひきとめた。