(ピンポーン)
『ん………』
あ、さ………かぁ……。
(ピンポーン)
『……誰よ』
てか、今何時よ…?
『7時って……』
こんな時間に何よ。
私はベッドからおりて、玄関に向かった。
『はぁーい』
私は玄関のドアを開けて、そこに立っていた人物に固まった。
『おはよう』
『おはよう…………なんでいるの、翔』
朝から私の家に来た迷惑な人は翔だった。
は?
なんで?
え?
『ふふ、姫華ちゃん寝ぼけてる?』
あぁ、そうか。
私、実はまだ夢の中なんだ。
そうだね、きっと。
『じゃあもう一度ベッドに戻って寝よう』
『え?!、ちょっ!、まっ!!』
玄関を閉めてもう一度寝ようとした私を、翔はひきとめた。

