私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



そう。
翡翠が私に近づくたびに香る女物の香水の香り。

ねぇ、私あなたが助けにきてくれて嬉しかった。
あなたが私を守るって言ってたのは本当だったって思えた。
だけど………。
どうして?
どうして、そんな匂いがするの……?
浮かれてた私がバカみたい。


『香水ってなんだよ』


『わからないのなら自分の服の匂いかいでみればいいわ?』


私の言葉で翡翠は自分の服に鼻を近づけ、顔をしかめた。


『っっ』


『わかった?』


『あぁ…くそっあの女』


あの女……。
それってきっと私をここに連れてきた、リーダーパンダだよね。
だって、あの人と同んなじ匂いの香水だもん。