私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



〜克巳side〜


(コンコンッ)


『入れ』


(ガチャッ)
『『『『『『先代、失礼します』』』』』』


扉を開けて入ってきたのは予想通りの翡翠達。

やっときたか。
待ち遠しかったぞ(ニヤッ)


『おぉ、来たか』


『克巳さん、俺たちに話ってなんすか?』


直球できたな。
まぁ、翡翠が回りくどいことするわけないからなぁ〜


『ふっ、なんだと思う?』


『……。』


質問に質問で返されたのが不服だったのか眉間にシワがよった。

はっ、まだまだ餓鬼だな。