『おい、お前ら翡翠たち見てねぇか?』 『いや、知らないっすよ?』 クラスの奴に聞いても誰も知らない。 『あいつら留年にするぞ』 まぁ屋上なんだろうけどな。 あいつらの縄張りになってるからな。 あそこには誰も寄り付かない。 『しゃぁねぇ、後で克己さんに報告しとくか、出席とるぞ』 (ガラッ) 俺が出席をとろうとしたら翡翠たちが登校してきた。 やっとお出ましかよ。 『お前らおせぇ』 『すいません』