私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



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『……結局来ちゃった』


私は悩んだ結果お昼からの登校を決めた。

まぁかっちゃんの家にいても何もすることないからね。


『とりあえず教室行こう』


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(ガラガラッ)


『あ、姫華ちゃんおはよう〜〜』


『お、捺村さんお昼登校ですかぁ〜』


『やっぱり可愛いわぁ〜〜』


私が教室に入ると、クラスの男子が声をかけてきた。


『…………………。』


でも、それを私は全て無視する。