私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



『………………ん』


………私泣き疲れて寝ちゃったんだ…。
あぁ〜かっちゃんたちにバレてたなんてなぁ。
ちょっと辛いかも。


『てか、今何時?』


時計………時計っと。


『あ、あった』


なんだまだ9時か。


『……………………………9時?!!!』


嘘!私いったい何時間寝てたのよ!


『やばい学校!』


私は急いでベッドから降りて扉を開いた。


(ガチャッ)『かっちゃん!』


………………………………。


『あれ…』


かっちゃんいない。
まっちゃんもいないじゃん。