私に愛をくれたのは『最強の暴走族』①



『くそっ!将稀!!!』


(ガチャッ)『克己さん?!』


『将稀!!ネックレス!!指輪を持ってこい!!!』


『は、はい!!』


『いやぁぁぁぁぁあぁぁ!!!!』


かっちゃんがまっちゃんに何を言ってるのかまっちゃんがどこに行ったのかそんなことも考えられないくらい私の頭の中は混乱していた。


『姫華!!落ち着け!!!今将稀が取りに行ってるから!!』


『いやぁぁぁ………!!!』