何故か得体の知れない不安が押し寄せ、私の手は自然に首元にいった。 『っ?!!!(ガバッ)』 嘘!!! 嘘だ!!! 『?どうした姫華』 『か、かっちゃん!!私の、"私たち"の指輪は?!!』 確かに首にネックレスとしてつけてた。 "あの時"から私は一度も外したことはなかった。 そのネックレスがない。 私の心が闇になる気がした。 『姫華落ち着け!!』 『嫌だ!!私は!!あれがないとっ!!』 本当の意味で死んでしまう。。。。。