あいつが笑わなくなった理由

じゃぁ、遥には言おうかな?


梓「私ね、前の学校に彼氏がいたの。


しかも私と一緒に族やってて


学校でも有名だったの…


だけど彼氏が私を守るために


黒豹って組みの姫だった私を


あいつは全力で守ってくれた。」
自然と涙がでてきた。だって


そのせいで…


「みんな…死んじゃったから…。


みんなは自分を犠牲にしてまで私を守ってくれた。本当に嬉しかった。


だけど死んじゃった‼


みーんな私の前から消えちゃって


私は、1人になった。」


遥「そんなことがあったんだ…」遥は全てを理解したのかずっと私の横にいてくれた。