夕日に染まった

真っ赤な顔で私を見下ろすと

そっぽを向いて、

「教えない」

と言った。

「えーなんでよぉ」

私が粘っていると、

「あーもう!分かったよ!教えるよ!」

と、やっという気になってくれた。