夕日に染まった

「……胡乃葉ちゃん?」

私の知らない胡乃葉ちゃんがそこには

いた。

本気で蓮翔くんのことを好きな胡乃葉

ちゃんがいた。

「………わ、たし…蓮翔くんを

水森先輩の代わり、なんて……

思ったことは1度もないよ……

ただ、サッカーに一生懸命な蓮翔くんに

惹かれただけなの……。

ずっとそばにいたのに、蓮翔くんは

振り向いてくれなくて辛かったのは

分かるよ……。でもね、私はライバルが

胡乃葉ちゃんでも、それが蓮翔くんの

幼馴染だったとしても………

私は蓮翔くんを絶対に諦めないよ」