*真衣side* 「ちゃんと会って、この前のことも説明いてもらいなよ」 あたしは何も返す言葉がない。 というより、響くんの迫力に圧倒された。 そんなに桜庭くんのこと思ってるんだなーって。 「じゃあ、俺はこれで」 響くんはくるりと背を向けて、公園から出ていく。 嵐が去ったみたいな静けさがあった。 「…行こう」 気づいたときには走り出していた。 向かうのは、君のところ。