雷龍~ライリュウ~



 クッソ…。


 まんまと、琥太郎の罠に引っかかった…。


 でも、あそこまでしてくれないと、今頃俺は、寝てただろうな。


 普段、起きるの11時だからな…。


 8時半なんか起きた事ねぇし。



 そんな事を考えながら、バイクを走らせると、結奈の家の前で、結奈が手を振って待っている。



 「おはよう、結奈。危ないから、家の中で待っとけよ。それに、外は暑いだろ」


 「朝だから、危なくないよー。ほら?皆、たくさん歩いてるし。暑いのは、大丈夫な方だしー!」


 結奈には何を言っても、ダメだ…。