「聞いたぞ、絢斗。今日、機嫌いいらしいな。凌空が騒いでた」
「別に…。いつもと一緒だろ」
「いや、俺から見ても違うね。珍しい、機嫌いいなんて。もしかして…結奈ちゃんと付き合えたとか?」
ギクッ─────
何で、こいつ分かるんだよ…。
「ハハッ。俺と絢斗。何年の付き合いだと思ってんだよ。絢斗の微妙な変化にくらいすぐ、気付くに決まってんだろ」
確かに、こいつは、幼馴染だし、俺が2歳の頃から知ってるしな。
もう…15年くらい経つな。
「ほら、俺からのプレゼント。おめでとう、付き合えて。じゃっ、俺も風呂入ってくるわ。また明日ー」
琥太郎が、テーブルの上に置いて行ったのは、ビール2本。
丁度、ビール飲みたかったところだから、ラッキーだな。

