雷龍~ライリュウ~


 そっか、絢斗モテるもんね…。

 
 じゃあ、やっぱり、あれは気まぐれだったのかな。


 『単刀直入に言う。俺の女になってくれねぇ?』

 『俺、お前が惚れるようにアタックするから、覚悟しとけよ』


 あれは、嘘だったんだ…。

 本当は、私の事、好きじゃないんだ…。


 じゃあ、どうしてこんなに構ってくれるの?

 どうして、たくさん物を買ってくれるの?

 そんな事されたら、期待しちゃうのに。


 「結奈…??」


 「あっ。えっと…こ、れなんかいいんじゃないかな?」