「そうだったんだ…。あの…ね?私、期待してた。諦めて、作業している時、心のどこかで、絢斗が助けに来てくれるんじゃないかって。そしたらね?案の定、絢斗は助けに来てくれた。ありがとう!」
私も、絢斗の腰にまわした手に力を加えた。
「フッ…。俺は、絶対お前を守り続けるから。…さっ、帰るか!」
作業は、2人で終わらせて、職員室に届けて、学校を出た。
外に出たときは、もう運動部は下校をした後だった。
「ほら、乗れよ」
絢斗のバイクの上に乗るけど、ヘルメットは琥太に預けちゃったから、どうしよう…。
そう思っていたら、頭にスポッと被せられた。
「琥太郎から、預かった。よし、行くか。しっかり捕まっとけよ」

