「な、なんなんですか!さっきから鼻で笑って!わたしのブレザーがなにか?」

小動物みたいでからかいたくなっちゃうっての。

だから耳元で

「裏返しだよ」

って囁いてやった。

案の定顔は真っ赤。
なんなのこの子ほんと可愛い。

俺のものにしたい不覚にもそう思った。