ご主人様に恋をしたっ!!【完】

そう思った瞬間、あたしの唇から指を離した水月くん。



今度はその手をあたしの後頭部にまわして引き寄せた。



「えっ。
えっ!?」



どんどん近づいてくる水月くんの顔。



ち……ちょっと待って!!



これって、まさか!?