ご主人様に恋をしたっ!!【完】

返してもらった答案用紙を握りしめ、茫然自失のあたし。



もちろん、そんな成績をなーちゃんがとるはずもなく。



「行ってらっしゃい……」



追試の多さに口元を若干引きつらせながら、なーちゃんはあたしを追試対策勉強部屋へと送りだした。



追試対策勉強部屋っていっても、なんてことはない。