ご主人様に恋をしたっ!!【完】

「……ったく。
ご主人様はやめろって言っただろ」



「でも、あたしがペットなのは事実じゃん」



どんなに好きでも……。



あたしは、水月くんの彼女になれない。



「あーもー。
わかったよ。
好きにしろ」



後ろに両手をついて、水月くんはぷいっと横を向く。