「ただ今より、国際天文学連合総会を行います。まず…」

「待てっ!」

重厚なドア音がひびいた。

ずかずかと教壇に進んでいって、演説体制になるクライド。

「みなさんお久しぶりです。クライド・トンボーです。俺はここで言いたいことがあって、あの世からすっ飛んできました。」

会場がざわざわとしたあと、すぐに静まりかえった。