「博士の弟子になりに来たの、私をここに置いてください!」 「ええっ?」 女の子はいきなり来て、しかも学校帰りというわけでもなさそうだ。 さっきから天文台のまわりをウロウロとしていたので、待ちかねて時代劇の扮装などしてみたが、そういえば地元の小学生というわけでもないらしい。 「きみ、どこから来たんだい?」