「わっはっは!期待しておるわ!」

師範はそう言って部屋に戻っていった。

「「……」」

急に沈黙になった

珍しいな。

明歩が黙るなんて……


「明歩?」

俺は明歩の顔をのぞき込んだ

明歩の顔はだんだんと赤くなっていった

なんだ?

こいつ。

「きょ、恭弥くん!」

明歩が急に声をあげた

「ん?」

俺が聞き返すと

「私達、付き合ってるんだよね!?」

そう、言ってきた

……え、

「付き合ってねーだろ?
彼氏代行なだけで。」